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南出校長先生より

  にっぽんのこどもたちへ 

【3月号】おさなごこち(幼心地) その10:こぶとりじいさん


 

 「こぶとりじいさん」のはなしを しっていますか。
よくじょうだんで いわれることですが、「こぶとり」といっても、
すこし ふとったおじいさん(こぶとりじいさん)の はなしではありません。
これは、へいあんこうきの こんじゃくものがたりしゅう、

かまくらしょきの うじしゅういものがたりという
むかしのしょもつにも そのげんけいがみられる おとぎばなしで、

せかいにも おなじような はなしや これによくにたはなしもあります。
これとよくにたはなしや すこしかわったはなしなどが おおくありますが、

ねんのために わたしなりに ひょうじゅんてきな はなしとして 

ようやくして せつめいしますと、つぎのようなはなしです。

 

 むかしむかしあるところに、

みぎほほに おおきな おもい(こぶ)がある(じい)さん(みぎこぶさん)と、
ひだりほほに おおきな おもいこぶのあるじいさん(ひだりこぶさん)が 

となりどうしで すんでいました。
ふたりとも そのこぶがあることに ふべんをかんじていましたが、

みぎこぶじいさんは しょうじきで むくちなひとで、
じゃまなはずのこぶにも たいそうあいちゃくを かんじていましたが、

ひだりこぶじいさんは、いじわるで よくばりなひとで、
こぶがあることが いやでいやで しかたがありませんでした。
あるひ、みぎこぶさんが やまにしごとにいくと、

とつぜん あめがふってきたので、ちかくにあった おどうにはいって 
あまやどりをしたところ、ついつい おどうなかで ねむってしまいました。
めがさめると、あたりは まっくらになっていて、

おどうのちかくに おにがあつまって たのしそうに うたっておどって 
さかもりの えんかいを しています。

みこぶじいさんは そのたのしいふんいきに じぶんもたのしくなり、
おにのこわさも わすれて おどりながら 

おにたちのえんかいに くわってしまいます。
おにたちは おどろきましたが、みぎこぶさんのおどりが

たいそうじょうずで たのしいので、おにたちも かんしんして
みぎこぶさんに さけやごごちそうをすすめて 

みんなで たのしくすごします。
えんかいがおわると、おにたちが つぎのばんにもおどりを 

みせてくれるように みぎこぶじいさんに めいじ、
あす くれば このこぶをかえしてやる といって、

みぎこぶを いっきにひっぱって きずもいたみもなく とってしまいました。
みぎこぶじいさんが やまからいえにかえってきて、

おくさんのおばあさんに そのいちぶしじゅうを はなしましたところ、
そのはなしを ぬすみぎきした となりの ひだりこぶさんが、

じぶんも こぶをとってもらおうと かんがえ、
つぎのひの よふけに おなじところに でかけました。

すると、やっぱり おにたちの えんかいが はじまりました。
ところが、ひだりこぶじいさんも おなじように おどってみせたものの、

おにがこわくて おどおどするために、
うまくおどりができず おにたちは それがきにいりません。

しかも、こぶをとってくれと せがむので、とうとう おにたちはおこって、
みぎこぶじいさんから とりあげた こぶを ひだりこぶじいさんの 

みぎほほに おしつけて くっつけました。
このようにして、みぎこぶじいさんは こぶがなくなり すっきりしましたが、

ひだりこぶじいさんは りょうほほに おもいこぶを
ぶらさげることになって くろうすることになりました、とさ。

 

 まあ、ざっとこんなはなしです。
これに さらに えだはがついたり、

すこし ちがった じじょうなどが くわえられたり、けずられたり、

べつのものに かえられたり
するものも かずおおくあります。

しかし、いろいろな へんけいは ありますが、

おおすじでは このとおりのはなしです。


 このはなしには こぶがわだいに でてきます。

このような こぶは ガンのような あくせいのものではなく、
いわゆる りょうせいのものです。

げかしゅじゅつや せいけいしゅじゅつの ないじだいの はなしですから、

あくせいのものも りょうせいのものも、

それを とりのぞく ひじゅつなどが あったことが 

かたりつがれてきたという れきしてきな はいけいがあるようです。
つよさと やさしさとは ひょうりのかんけいに ありますから、

いっぱんには ひとびとにがいをなすような 

つよいちからをもつ こわいおにであれば、

いたみや しゅっけつもなく 

こぶをとるような ひとのためになる 

ひじゅつのちからも もっているとして、
おにも にんげんと おなじように えんかいを たのしむ 

ゆかいで おどけたそくめんが あることを えがいています。


 しかし、このはなしには かならずしも あまり ふかいいみもなく、

めいかくで どうとくてきな きょうくんが あるはなしでは
ないといわれてきました。
それどころか、おおくのむじゅんや ぎもんが してきされています。
まず、「したきりすずめ」についても おなじことが いわれますが、

「こぶとりじいさん」ではなく 
「こぶとられじいさん」と すべきではないか ということです。
そして、おには こぶが みぎこぶじいさんにとって 

だいじなものであるとおもって、

それを つぎのばんにも きてもらうために 
かたちにとる(しちぐさにする) ことにしたのですから、

もし、みぎこぶじいさんが 

ほんしんから こぶにつよい あいちゃくがある というのであれば、

それを やくそくどおり 

つぎのばんに とりかえしにいかなかったのは なぜなのですか。
おにが ひだりこぶじいさんと 

みぎこぶじいさんとを みあやまったはずはないのに、

みぎこぶじいさんの こぶを  どうして みぎこぶじいさんが 

きたときまで あずかっておかなかったのですか。

などなど、いろんなことが いわれてきました。
だざいおさむ という さっかも、

「おとぎぞうし」 というさくひんのなかで 「こぶとり」をとりあげ、

どくとくの ユーモアで 「こぶとり」ばなしを からかっています。


 では、わたしたちは、このこぶとりばなしを 

どのように うけとめたら よいのでしょうか。
これまで ぎもんがだされてきたように、

たとえ、へそまがりとか、りくつっぽいと おもわれても 

かんがえて みるひつようはあります。
あたりまえのことや りかいできないことを、

なぜだろう、どうしてそうなるのだろう、とかんがえることはたいせつです。
エジソンが しょうがっこうの せんせいを しつもんぜめにするために 

しょうがっこうに いけなくなったとする いつわや、
そのような せいかくであったために、

ついには はつめいおうと よばれるひとに なったのも、

だれもが うたがわない 
あたりまえと おもわれたことにも ぎもんをもち、

じぶんが なっとくするまで ついきゅうし、

その そぼくなぎもんを だいじにしたためです。


 しかし、だからといって、

むかしから つたわっている はなしを いまのちしきだけで はんだんして、

めいしんだ、ひかがくてきだ、

などと そくだんして ひていしたりすることは できません。

それこそ ひかがくてきな たいどなのです。
しんりを つたえるばあい、たとえばなしを することがおおいのです。
むしろ、たとえばなしでなければ しんりが つたえられないこともあるのです。

ふるくからながく かたりつがれて きたことには、
なんらかの いみがあるのです。

はなしのけいしきや ないように こだわることなく、

はなしのもっている ふんいきをうけとめ、
そのはなしに たくされた ふかいいみを かんじとることが たいせつです。


 このはなしの げんさくてきな はなしが 

うじしゅういものがたりにありますが、そこには、
「ものうらやみはせまじきこと」(うらんだりねたんだりしないこと)

のおしえとして うけとめられています。
ほかにも、しょうじきで よくのないものが とくをして、

いじわるで よくばりなものが そんをする ということで 
はなしが くみたてられているとする かんがえも かたられています。


 また、こんなかんがえもあります。
みぎこぶと ひだりこぶというのは、

うのうと さのうの たとえであると するものです。
すぐれたひとに なるには、ずけいや くうかんこうせい などの にんしき、

おんがくかんかく、ちょっかんりょく などの はたらきをする「うのう」と、
げんごや もじ、けいさんなどの じょうほうにんしき、

ろんりてきな はんだんりょくなどの はたらきをする 

「さのう」とのバランスが たいせつであり、

さのうへんちょうでは ふこうになることを 

むかしのひとは しっていたとおもわれます。
うのうと さのうとの バランスは「ほんのう」と「りせい」、

「かぞく」と「こじん」、「さいし」と「しゅうきょう」のバランスとも きょうつうします。
これは、このはなしについての わたしの うけとめかたですが、

みなさんも このはなしを だいざいに いろいろと かんがえてみてください。

 

 



へいせい22ねん12がつ21かしるす

みなみで きくぢ

 

 

 

 

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